自作サウナテントを使ってキャンプ場でも「ととのう」!作り方と実践レビュー公開!

こんにちは!夫婦ブロガー 夫のいっぬです!

大自然の中、家族や仲間で楽しく過ごし、海や川など自然の音で癒されるキャンプって最高ですよね!
そして
アッツアツのサウナで汗を流し、近々に冷えた水風呂に入って、“ととのう”サウナって最高ですよね!

じゃあ大自然の中で、サウナに入れば…自然の音に癒されながら、”ととのう”と…究極…では?
“ととのう(整う)”とは
・サ道(サウナ道)用語
・サウナの外気浴時の多幸感。極限リラックス状態
・銭湯でベンチなどで恍惚感に満たされた顔をしている人はサウナでととのった人。

しかし、キャンプ場にサウナなんて無い
近くの温泉や銭湯にもなかなか無いし、そもそも自然からも離れる…
市販のテントサウナは高額で手がでない…

じゃあ自分で作ってしまえば

ということで、サウナテント作ってしまいました!
今回はこのサウナテントの作り方と実践レビューを伝えていこうと思います!

製作時間:5時間
製作費用:6万円前後(購入先による)
性能(温度):サウナ内 100℃達成!

サウナテントを自作方法!

大まかな工程はこれだけです!それぞれの製作工程は順に紹介していきます!

  • タープテントを改造してサウナテントに!
  • 簡単DIYでサウナベンチを製作!
  • 薪ストーブを設置!
  • 温度計や一酸化炭素チェッカーを設置!
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タープテントを改造してサウナテントに!

サウナテントに必要なものはこれ!

・サイドカバーシート付タープテント
・追加サイドシート
・断熱マット
・耐火防炎スパッタシート
・テント用フラッシングキット
・接着剤(セメダイン スーパーX)
・業務用ホッチキス(タッカー)
・ダクトテープ

これらを使って改造していきます。ちょっと手間がかかりますが頑張りましょう!
ここからは自分たちが実際に使ったものと製作方法を紹介します!
(商品リンクを貼っていますが、ホームセンターで直接買った方が安いものもあるのでホームセンターで確認しましょう!)

①タープテントとサイドシートを用意

まず必要なのは以下画像のように全面を覆うことができて、コンパクトに収納できるタープテントです!
ただし、これだけでは保温性能が悪いため改造していきます!

私たちが使用したのはコレ!
FIELDOORのタープテント強化版と追加サイドシート(エントランスタイプとウォールタイプ)
自立式で組み立て簡単!そして丈夫なのでコスパが良いです!
全面ジッパーで接続できるため、脱着も簡単で密閉性が高いのでおすすめです!
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②テントシートの内側全面に断熱マットを貼り合わせる。

以下画像のようにテントシート内側に接着剤とダクトテープで貼り付けていきます。
マットサイズが合わない場合はハサミで切りましょう!

(拡大)

ちなみに自分たちは時間の都合で最初は天井に断熱マット貼らなかったのですが、絶対貼った方が良いです。
天井から熱が逃げていくのが体感できました。

私たちが使用したのはコレ!
安くて保温性能の高い銀マットと耐熱性の高い接着剤、また接着剤だけでは不安なのでダクトテープで周りを固定しました。
マットとシートサイズもちょうどよかったです。
ふわ暖 断熱マット【3畳用】4mmタイプ
ダクトテープは後々も使用します!

③天井シートにスパッタシートとフラッシングキットを取り付け

薪ストーブの煙突の熱でテントシートが溶けてしまわないように、以下画像のように、耐熱器具を取り付けます。

天井シートに穴を開けて、周りをダクトテープで補強し、スパッタシート(耐火性シート)とフラッシングキットを取り付けます。
取り付けにはタッカー(ホッチキス)を使用しました。

今回ナイロン製のシートのため、用心してスパッタシートを使っています。

私たちが使用したのはコレ!
煙突を挿すだけでよいフラッシングキットです!
ANEVAY(アネヴェイ) テント用フラッシングキット フラットタイプ
取り付けもボルトで簡単!
煙突サイズに合わせて茶色の部分をハサミなどでカットすれば完成です!
節約したい方は、フラッシングキットも手作り可能ですが、安全性を考慮してここは既製品にしました!
スパッタシートはこちら!
スパッタシート 溶接シート 防炎シート

なんと、たったこれだけでメインのサウナテントが完成です!
続いてサウナ内で使うベンチ製作に移ります!

簡単DIYでサウナベンチを製作!

サウナのテントが出来たら、今度は中で寛ぐスペースが必要です!
自分たちはベンチも自作してしまいましたが、お好きな椅子やベンチを設置すると良いです!
ただし、これだけは考慮しておきましょう!

・湿気に強い(多湿化するため)
・金属製でない(金属部分が高温になります)
・持ち運びが楽(分解や折り畳みが可能なもの)
自分たちのサウナベンチ製作はこちらです!

こんな感じに分解可能です!

①1×4材・2×4材を揃え、ホームセンターでカット

1脚分の材料はこちらです。
木材はホームセンターで長さ指定すればカットしてもらえます!

天板用
・2×4材 30cm×4本 / 12cm×2
・1×4材 120cm×3本
脚用
・2×4材 70cm×4本
・1×4材 50cm×2本
2×4材は大体182cmで売っているため、
30cm/70cm/70cm/12cmを6set
30cm/30cm/30cm/30cm/30cm/30cmを1set
ベンチが3脚できます。(若干余りますが)

②天板製作

・接続部
30cm×2 / 12cmの2×4材を以下画像のように組み合わせ、ネジで固定。
(電動ドリルで下穴を開けてからネジを入れましょう)
これを1脚につき2set作ります。
(ネジは太さ38mm 長さ75mm)

120cmの1×4材を3本、先ほど作った接続部に乗せてネジで固定。

・脚部
天板を裏返して、70cmの2×4材をはめる。(ネジ等で固定はしない)

はめた2×4材に1×4材を乗せてネジで固定する。
(画像用意してませんでした。1本につき2本のネジで固定)

これで天板と脚を組み合わせるだけで、丈夫なサウナベンチが完成します!
はめ込み式なので、分解してコンパクトになります!

薪ストーブを設置!

さすがに薪ストーブは自作できないので安価なストーブを買いました笑
薪ストーブも色々な種類あります。趣味に合わせて買いましょう!

私たちが使用したのはコレ!
本間製作所製の時計型ストーブ。
コスパが高いためこれにしました!
付属の煙突だけでは天井に届かないため、延長用の煙突を追加。

◯設置方法

・ストーブを組み立て、入り口の反対側に設置。
サイドシートに煙突が触れないように配置。
底部分も高温になるため、底上げして地面と距離を取りましょう。

・煙突を天井のフラッシングキットに挿れる。

・ストーブ上部に石を乗せる。
直接置くよりも焼きそばプレートなどを敷いて石を積むと水が直接ストーブにかかりません。
(なお、バケツに水とひしゃくがあると便利です)

安全のため、上の画像のストーブ左に外気を取り込む用の筒を置いています
筒はなんでも良いすので、通気口を作るようにしてください。

温湿度計や一酸化炭素チェッカーを設置!

サウナは燃焼・高温状態です!

◯なによりも安全を第一にしましょう!

ストーブは燃焼しており、サウナ内は高温になります。
必ず、温度計や一酸化炭素チェッカーを設置して安全を確保しましょう!
※一酸化炭素は自覚できず、一定量を取り込むと急に中毒になります。
私たちが使用したのはコレ!
安全第一で考えるなら一酸化炭素チェッカーは妥協しない方が良いです。
温度に耐えられらない場合があるため、しっかり仕様を確認しましょう。

サウナ実践レビュー

実際に使用する際の断面画像です。(写真用にタオルポンチョを着ています)
バケツに水を用意し、温まった石にひしゃくで水をかけて蒸気を発生させます。

  • 温度は申し分なし!100℃を超えました!(しかし天井も保温したかった!)
  • 湿度が低い!直接石を乗せて直接水をかけるのではなく、焼きそばプレートのようなものを設置して石を置いて水をかけた方がよい!(ストーブの温度が下がりづらくなる)
  • 最初は煙突の温度差で隙間ができ、煙が漏れるため、ある程度温まるまでは入らない方がよい
  • サイドシートのマット剥がれ落ち等は無し
  • 川の水との温度差が最高!※心臓発作に備えて予め川の水温になれましょう!!
  • 窓が欲しい!煙突部分から光が入るが、外の景色を楽しみたい!(入り口側に窓設置予定)

総評:完全にととのいました。しかしまだまだ改良ができる!

注意点

  • とにかく一酸化炭素中毒には細心の注意を払いましょう。
  • 設置する際は周囲(他キャンパーや環境)に配慮しましょう。(汗だくのまま川に入られるのは気分的に…)
  • テント内で変な声を出さない(熱波!とか気持ちいい!とか)ようにしましょう。(変態扱いされます)
  • 焚き火等、火気禁止区域ではやらないように気をつけましょう。
  • 製作時は安全を考えながら作りましょう。(この記事のものが絶対安全というわけではありません)

最後に

自然の中でのサウナはやはり最高でした!まだまだ改良はしていく予定ですが、皆さんもオリジナルで色々と改造していくと楽しくなっていくと思います!
ただし、やはり自然はみんなのものです!独り占めせずにみんなが楽しめるよう、配慮しながら楽しむようにしましょう!

以上!

 

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