経験者に負けない!バスケットボール初心者のためのレギュラー獲得メソッド【考え方・意識編】

こんにちは。いっぬです!

有名バスケットボールプレイヤー 桜木花道は高校生になってからバスケットを始めて
1年目で全国的に有名な選手となりました。夢がありますよね!

しかし!最近では中学や高校から始めるとまわりが経験者だらけでレギュラー(スタメン)の獲得に苦労することが多くなっています。
今となっては選手兼監督として10年以上チームをまとめている私も、中学の時は遅れて始めたのでレギュラーになるのに苦労しました。

そこで、ここでは

これからバスケットを始めたい!
周りより遅く始めたから早く追いつきたい!
すぐに上達してレギュラーを目指したい!

といった、悩める初心者バスケットプレイヤーのため、私が苦労した経験と現在監督としてどんなことを初心者に求めているかを含めて

早くレギュラーやスタメンを獲得するための方法について、紹介していきます!

さっそく、第一弾は(主に始めたばかりの初心者向けになりますが…)

バスケットボールの考え方を理解する!

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ちょっと何いってるかわかんないですね。
そんな方はたくさんいらっしゃるかと思いますが、ここでのバスケットの考え方とは

何をすれば勝ちなのか、勝つためにはどうするのかということ。

なぜなら、監督や経験者は「試合に勝つこと」が常に目標になっているからです。
これをしっかりと理解しておくことが初心者脱却へのスタートダッシュになります!
逆を言うと、これを知らないと監督や経験者からはずっと初心者扱いされる可能性も…。

そう、実は経験者や監督が”初心者にまずやってほしいことNo.1“は技術の上達以上に考え方を理解しておいて欲しいということです!
(もちろん技術も大事ではありますが、それはまた次の機会に)

じゃあ具体的に何を理解すればいいの!?何を考えればいいの!?と、なりますよね。

ポイントは大きく3つ

  1. バスケットで勝敗はどう決まるのか。
  2. 勝敗を左右するのは何なのか。
  3. 何を考えて(意識して)プレーするか。

これらを理解して、意識してプレーすることで監督や周りの経験者にも「こいつできるな」と思わせることができるでしょう。

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①バスケットで勝敗はどう決まるのか。

細かいルールはさておき、ざっくり言うと

「敵チームより点が多ければ勝ち」
怒るハムスターのキャラクター
そんなこと知っとるわ!

ってね。そりゃそうですよね。
ただ、注目してほしいのは敵チームより「点を取れば」ではなく、点が多ければというところです。

敵チームより点を多くする方法は2つ
1.とにかく沢山点を取る。
2.相手に得点させない。

バスケといえば、シュートの数が多いので1の「点を取る」ことに強い印象を持ってしまいますが、初心者の方によく理解しておいて欲しいことは2の相手に得点させないことも重要ということです。

なのでバスケットをする上で、

最終的な得点が多い方が勝ち、勝つためには点を取って、点を取らせないことであるということをよく理解しておきましょう。

②勝敗を左右するのは何なのか。

まずはバスケットの試合では何が行われているかを考えてみましょう。

シュート?ドリブル?パス?ファール?
ドリブルだけでは試合になりませんよね。もっと大きく考えて良いです。
バスケットでは

「オフェンス(点を取る)/ディフェンス(点を取らせない)」

が繰り返されています。

怒るハムスターのキャラクター
だから、そんなこと知っとるわ!

そりゃそうですよね。このハムスターもの知りだな。

そう、勝敗を左右するものとは

  • オフェンス力(りょく)の強さ
  • ディフェンス力(りょく)の強さ

がどれほど強いかになるのです。

では、オフェンス力/ディフェンス力とはなんなのか、そしてその強さとはなんなのか。
バスケットの勝敗を左右するオフェンス力/ディフェンス力とは

チームとしての力
であり、その強さは
オフェンス力:チームで点を取れるか。
ディフェンス力:チームでゴールを守れるか。

ということにあります。
初心者は技術がまだ身についていません。個人としてはどうしても負けてしまいます。
が、自分が実力で負けていてもチームで点を取り、チームで点を取られなければ勝てます。

勝敗を左右するものはチームとしてのオフェンス力/ディフェンス力
なので、初心者の方は…

自分がチームに対して何ができるかを考えてプレーしましょう。

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③何を考えて(意識して)プレーするか。

さぁいよいよ大詰めです。
①②を理解した上で、初心者である自分がチームで何ができるかを考えていきましょう。
(もちろん試合に限らず練習の時から)

まず具体的に何ができるのかを考える時にはオフェンスで意識することディフェンスで意識すること、そして共通で使う技術で分けましょう。それぞれでこれだけ押さえておけば監督や経験者が「助かる」というポイントを挙げていきたいと思います。

共通で使う技術

何を意識するかの前に、絶対に身に付けておいて欲しい技術があります。オフェンスやディフェンス両方で使う基礎技術。簡単にできるものなので周りに教えてもらいながら練習しましょう。

  • ピボット
    :ボールを持った時に先についている足(軸足)が地面から離れないようにしながら、ボールをキープする技術。
    軸足ではない方の足で動きつつ、敵にボールを取られないように、敵とボールの間の位置に身体を持ってくる。
  • 確実なパス
    :敵に取られないように安全にパスすること。ポイントは焦らないこと。そしてピボットを使ってキープして味方を探すこと。
    パスするときは確実に味方を見てから出すこと。
  • ワンドリブル
    :1回だけドリブルをつくこと。敵から離れたりすることでパスのコースを探したり、ボールをキープしたりする。
  • アイコンタクト
    :味方と目線を合わせること。「パスするよ」「こっちにパスください」などの意思が伝わります。

これらの技術はとにかくボールを失わない(敵に取られない)技術になります。
このボールを失わないというのは初心者脱却の必須条件となるのでしっかり練習しましょう。

オフェンスで意識すること

正直なところ、初心者のうちはオフェンスではあまり期待されていません。
それを前提にとにかくミスをしない、邪魔をしないというのが大事になってきます。
以下を意識してプレーしましょう。

  • とにかくボールを失わない。
  • 味方同士で密集しない。(味方が攻めやすいように距離を取り合う)
  • 速攻(攻守交代時の素早い攻め)で先頭を走る。

いくら一生懸命にプレーをしていても、無闇にシュートを打ったり、カッコをつけたパスをしてボールを敵に取られると評価は大きく下がります。また、スペースを潰して攻めづらい環境をつくることも評価が下がる要員になります。
(ただしシュート練習を重ねて、確率が上がったら試合や実践練習でも積極的に打っていきましょう)

自分が今できることを探し、堅実なプレーをすることが最も評価を高めることができます。
例えば、走ることは初心者と経験者でも大きな差はありません。なので、速攻などの走る系のプレーは誰よりも多く走ることを意識しましょう。

私自身ミドルシュート率(得点率)は良くなかったため、とにかく速攻で先頭を走ってレイアップで点を取ったり、敵のディフェンスをかき乱したりすることで評価を高め、速攻要員としての地位を獲得しました

できることの少ないオフェンスでは〇〇要員(速攻、スクリーン、リバウンドなど)となって、堅実なプレーをして評価を高めていきましょう。

ディフェンスで意識すること

初心者のうちは何よりディフェンスに力を入れた方が評価が高くなります。
なぜなら、初心者は点を取りづらいので、失点はそのままマイナスポイントになってしまうからです。
またボールを扱わないので意識を変えるだけでも大きく成長することができます。
以下を意識してプレーしましょう。

  • 常に敵(マークマン)とゴールの間に自分(の身体)を入れる。
  • シュートをさせないではなく、シュートの確率を下げる。
  • 抜かれるなら、味方が多い方に行かせる。

ディフェンスでは「ボールを取る」ことや「敵を止める」といったことに意識を持ちがちですが、慣れない間はかなり難しい技術です。

もっと簡単に考えましょう。
シュートはゴールに近づくほど決まる確率が高くなります。
なのでできるだけ近づけさせなければ良いのです。
そのために意識することが、「常に敵とゴールの間に自分を入れる」です。

抜かれそうになっても最短距離で移動してゴールと敵の間に入りましょう。
そうすることで敵はゴールに近づけず、また人がいるプレッシャーもあるのでシュートの確率が下がります
確率さえ下げてしまえば勝ちも同然です。

また、抜かれてしまう場合も味方が多い方に誘導しましょう。
自分の右後ろに味方が多い時は「絶対に左は抜かせない」という体勢でいれば敵は味方が多い方に行き、味方たちが助けてくれる(カバーしてくれる)ようになります。

以上を簡単にまとめると

  1. バスケットは敵チームより点が多いければ勝ち!
  2. 点を取る、点を取られないの両方が必要
  3. そのためにはチームとしてオフェンス力/ディフェンス力が重要!
  4. チームのために何ができるかを考えてプレー!
  5. オフェンスではボールを失わない(敵に取られない)
  6. ディフェンスでは常に敵とゴールの間に自分を入れる

ちなみに私がスタメンを獲得した際は、特にディフェンスを鍛えて敵チームのエースを止めて、速攻で点を取ると言った形でボールやシュートのテクニックはあまり使っていませんでした。
このように、自分がチームに貢献できることを考え、意識して練習していくことでレギュラーやスタメンの獲得を目指しましょう!

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