こんにちは!夫婦ブロガー 夫のいっぬです!
アウトドア歴20年、色々なキャンプ飯を作って食べてきました。
丸鶏カレー、ぶたの丸焼き、10kgケバブetc…
なんか変わったもの作りたいとか思いますが、なかなかオリジナリティがあるものって思いつかないですよね( ;∀;)
(ちなみに、ぶたの丸焼きは女性陣にドン引きされましたが、キャンプ場の管理人には一発で顔覚えてもらえました)
そんな色々やってきた中で、キャンプ仲間や近所の子供達ウケが非常によかったのが
(写真は自粛中のため家でピザ練習したものですが)
アウトドア用品メーカーの企画さんはきっと頭がぶっ飛んでます。
ちゃんとアウトドア用のピザ窯を作っちゃってます。
どうやってキャンプ場で本格ピザを作る?
じゃあ何が必要なのか
キャンプ場でピザを作るための道具
- アウトドア用ピザ窯
- BBQコンロ or ガスコンロ
- 燃料(炭 or ガス)
- アルミホイル
たったこれだけ…というかキャンプ行く道具+ピザ窯ですね!
今ではアウトドア用のピザ窯はいくつか出ていますが、本格的でコンパクトに収納できて
価格も安い、私がおすすめするのはこちら!
コンパクトピザオーブン(尾上製作所)
◯内容物
- ピザオーブン(温度計付)
- ピザストーン
- ピザピール
- 取扱説明書
- 調理例手帖
猫は含まれません。
◯使い方
・BBQコンロの上にオーブンをセット。
・炭の熱でオーブンを温める。(250℃~350℃くらい)
見つけたのは偶然だったのですが、コールマンのガスコンロに
手作りピザのレシピ
道具が揃ったらピザ作りです!
ちょっと手間ですが生地から手作りが一番評判が良いです!
キャンプ場で生地を伸ばしたり、具材載せたりするのもアクティビティのひとつにできるのでおすすめです!
キャンプ場へ持っていくときは具材のカットなどは家でやっておきましょう!
ピザの材料
◯生地
以下生地2~3枚分の材料です。
- 強力粉:250g (強力粉だけなら300g)
- 薄力粉: 50g
- ドライイースト:6g
- 塩:4g
- オリーブオイル:適量(大さじ2杯分程度)
- ぬるま湯(40℃程度):200cc(コップ1杯程度)
本格ピザでのおすすめの強力粉とドライイースト
写真はカメリヤですが、普段キャンプでは
小麦粉はイタリア ナポリで愛されているカプート社のサッコロッソを使用しています。
またドライイーストはフランスのイースト菌トップメーカー サフ社のピザ用ドライイーストを使っています。
表面はサクサク、中はもちもちの食感になりより本格的なピザを目指す方におすすめします!
◯ピザソース
とりあえずトマト系のソースですが、コストコのバジルソースを薄く伸ばして使ったりも良いですし、市販でもたくさん売ってます!
- トマト缶:1缶
- 玉ねぎ(みじん切り):
- ケチャップ:お好みの量(味見しながら)
- 中濃ソース:お好みの量(味見しながら)
- 塩胡椒:お好みの量(味見しながら)
- お好みのスパイス(バジルやレモンペッパーなど)
- 赤ワイン(なければ料理酒) : 100cc(コップ半分程度)
作り方:玉ねぎをオリーブオイル等油で炒め、飴色になったらトマト缶と赤ワインをいれて沸騰させます。アルコールが飛びある程度煮詰まったら、あとはお好みの味に調整していくだけです!
◯具材
これは何のピザを作るかによります。ここではおいしかった具材をあげていきます
- モッツァレラチーズ
- ゴーダチーズ
- ブルーチーズ
- はちみつ
- イカ,帆立,たこ
- バジル(ソース)
- 明太子
- 鶏の照り焼き
- ベーコン
- 舞茸
BBQで余った肉などを入れても良いですし、4種のチーズピザにはちみつ(絶品です)をかけて食べたりもおいしかったです!
オリジナルで色々つくれるところがピザの良いところですね!
他にもスイートポテトをピザ生地に乗せてデザートピザにしたりしました。
生地の作り方
- 生地材料を混ぜる
- 生地を捏ねる(こねる)
- 生地を発酵させる
- 生地のガスを抜く
工程としてはこれだけです。
①生地材料を混ぜる
ぬるま湯以外の生地材料をボールに入れます。
(オリーブオイルは半分くらい)
ぬるま湯は4分の1ずつくらいで分けて混ぜながら入れていきましょう。
②生地を捏ねる
ある程度生地が混ざってまとまってきたら、手にオリーブオイルを塗ってこねていきます。
生地を下から指で持ち上げて、中央方向へ畳むように持っていきます。
畳むように持ってきたら、体重をかけて掌底でグッと内側に押し捏ねます。
この作業を繰り返します。
ボールを時計回りに回しながら作業すると効率が良いです。
こんな感じに綺麗にムラなく丸まったらOKです。
表面にオリーブオイルを塗って保湿しましょう。
③生地を発酵させる
生地の上に小さく切ったラップを引いて、その上にぬるま湯で湿らせたキッチンペーパー等を置きましょう。
(ちょっと画像では見づらいですが)
※かなり膨らむので、予めラップとキッチンペーパーはシワを寄せて置きましょう。
ボールの上からラップを被せて2時間ほど常温発酵させます。
④生地のガスを抜く
すみません写真撮り忘れました。
ボールいっぱいに膨らんでいるので、元の大きさくらいまでガスを抜くように潰しましょう。
だいたい低反発マクラくらいの柔らかさになってたり、なってなかったりの硬さです。
これで生地は完成です!あとはキャンプ場に持っていくだけです!
(保冷剤等と一緒にクーラーボックスに入れて持ち運びましょう)
実際に焼いてみましょう!
- ピザ窯を設置し、300℃以上に温める。
- ピザ生地を伸ばして具材を乗せる。
- 窯にピザを入れる。
- ピザを90度回す。
- 焼け具合を確認し取り出す。
- 完成!
①窯をコンロに設置し温める。
強火で一気に上げず250℃くらいを目処にゆっくりあたためましょう。
(金属の温度差で窯が変形します)
②ピザ生地を伸ばして具材を乗せる
まず、台に薄力粉を軽くまいておきましょう。(打ち粉)
生地をこぶしより少し小さいくらいに切り取って、広げていきます。
生地の真ん中を押し込み、内側から三本くらいの指で外側に広げていきましょう。
生地に耳ができるよう意識しましょう。
(耳が嫌いな方はぺったんこにしましょう)
耳部分をつまんで少し伸ばすのがナポリ流らしいですよ。
(テレビのピザ選手権で言ってただけですが)
生地を伸ばしたら、アルミホイルを下に引いて、トマトソースを塗りたくります。
薄らとしたの生地が見えるくらいが水分量が抑えられて良いです。
ソースを塗ったらあとは具材を乗せていきましょう。
(この後ミックスチーズを振りかけてます)
③窯にピザを入れる
取手部分が熱いので気を付けましょう。
アルミホイルごと入れて問題ありません。
左右はみ出ないように入れましょう。
入れたら火力を少し弱めましょう。
④ピザを90度回す。
端っこが焦げてくるので、ピザピールを使って90度回転させましょう。
(そのまま置き続けるとこんな風に端っこが焦げます)
⑤焼き加減を確認して取り出す。
ピザが焼けたと思ったら取り出しましょう!
(だいたい5~7分くらいで焼き上がります)
外だとこんな感じです!
⑥完成!!
おしゃれなカッティングボードがあれば、インスタ映え間違いなし!
かっこよくピザカッターでカットしてみんなで食べましょう!
注意すること
- かなり高温です!お子様が扱う際には注意ください!
- 具材の水分量に気を付けましょう!べちゃべちゃになります!
(モッツアレラなどはキッチンペーパーで水分を吸って使いましょう) - ピザの取り合いで喧嘩しないようにしましょう!
(美味しすぎてチーズピザの取り合いになったことがあります。大人が) - しっかり除菌しましょう!
(キャンプ場で色々触るので) - ピザ職人の役を与えられ延々作ることになります。
(職人化するとしゃべらなくなってくるので積極的に話かけましょう)
いかがでしたでしょうか。
換気の良いところであれば家のコンロ等でもできるので、お家でも本格窯焼きピザができます。
子供達と生地を作ったり伸ばしたりオリジナルピザを作ったりするととても楽しいですよ!
素人が手作りピザを毎年何十枚も焼かされます。
おかげで生地作りや伸ばす作業がだんだん早くなってきました。
以上!
おまけ
猫もピザ窯(の段ボール)大好きです。