キャンプや旅行のときどうする?猫を飼う際に気を付けるべきことや対処法を知っておきましょう!

こんにちは!夫婦ブロガー 夫のいっぬです。

これから猫ちゃんと暮らしていきたい、また一緒に暮らし始めたという方々。
特に初めてのペットとなると不安でいっぱいになりますよね(T ^ T)

馴染めなかったらどうしよう…
なんか病気になったら…
旅行いくときどうしたら…

私たちも夫婦になってから猫と一緒に暮らすようになり、不安なことがたくさんありました。
特に共働きなので家を空けている時間も多いので、その間になにかあったらと考えたりしました。

しかし、実家で幼少期から犬(ペット)がいる生活を続け、人生の半分以上をペットと共に過ごしてきた経験と、現在一緒に暮らしている猫との生活から、猫を飼う上での注意点と対処法についてまとめましたので、どうぞご覧ください!

猫の特徴を知れば、不安は一気に解消される!

猫に限らずですが、ペットを飼う上での基礎になるのが、その動物の特徴を知ることです。
特徴に合わせて環境を整えてあげることで、ストレスを軽減し、発症しやすい病気を知ることで病院への相談もスムーズになります。

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猫がかかりやすい病気を調べる

猫は猫種ごとにかかりやすい病気があったりします。
例えば私たちと暮らしている猫、スコティッシュフォールドは

  • 骨軟骨異形成症
  • 多発性腎嚢胞

が特に多いと報告されています。
骨軟骨異形成症は遺伝的な関節の病気で、手足の関節が腫れて痛みが伴います。決定的な改善方法はなく、高いところから飛び降りたりさせないようにしたりすることが予防になります。
なので、キャットウォークなどは段差を低くし足の負担を減らすことが大事です。

など、かかりやすい病気を調べておくことで、環境を整えて予防ができるようになります。

◯猫種別のかかりやすい病気、病気の内容

参考サイトを紹介!

猫の種類による好発疾患の一覧表

猫種別病気ガイド

猫の病気辞典

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◯かかりつけの病院を探しておく

病気を知ったら、猫に限らずですが、飼っている動物に対応できる近くの病院を探しておきましょう。
病院選びのコツは

  • サイトで積極的に情報を発信している病院

もちろん情報を発信していなくてもベテラン獣医師が診ており確かな腕があるといったところもあるので、あくまで参考となりますが、サイトを整えて情報を発信しているということは、時代に沿った考えで先端治療や論文を見て知識を蓄えている場合が多いです。

かかりつけの病院を見つけ、気軽に相談ができるような状態にしておきましょう。

猫の身体的特徴を知る

猫ってやわらかいですよねぇ。
長年、犬と暮らしてきたので猫を持ったときはびっくりしました( ;∀;)

猫のかかりやすい病気を知ったら、今度は身体的特徴から起きるケガや病気を考えましょう!

例えばうちの猫は長毛種で、折れ耳です。そうすると考えられるのが

  • 熱中症
  • 耳ダニ、中耳炎

夏場は特に暑そうです…。また耳の中もすぐに垢や汚れがたまって不潔になります。
その対処については、風が当たるように窓の近くに滞在スペースを確保したり、こまめに耳掃除をすることです。
サマーカットで涼しくするなんてこともあります。

マンチカンはダックスフントと同じく、椎間板ヘルニアが発症しやすいので、特に肥満には気をつけないとなりません。
このように、身体的特徴から起きる病気を想定して対策を練っておくことが大事です。

猫の性格を知る

我が子ながら、わっるい顔してますねぇ。。。

猫の性格を知っていれば、猫に対する接し方が変わります。
例えば、統計的に男の子は甘えん坊が多く、女の子はツンデレが多いです。
(人間も一緒ですかね)

うちの猫は、普段あまり近寄ってきませんが、無視しているとだんだん近寄ってきます。

甘えん坊で活発な子の場合は、留守の時に寂しくなってしまうため、気を紛らわすおもちゃを何種類か用意して、2〜3日でローテーションさせると寂しさが減ります。
ツンデレで大人しい子の場合は、おもちゃよりもゆっくりくつろげるスペースをいくつか作っておき、帰宅して甘えてきたらしっかり触ってあげることが大切です。

このように性格に合わせて接し方を変えることで、猫のストレスを溜めさせないようにしましょう。
猫の種類によって性格がおおよそ決まっていたりするので一度調べてみると良いと思います。

猫の習性を知る

段ボールはなかなか捨てられなくなります。

猫の習性で知っておきたいのが以下5つです。

  • 夜行性
  • 縄張り(家)意識が強い
  • きれい好き
  • 高いところ、狭いところが好き
  • 爪とぎ

◯夜行性

元々狩りをする動物なので、外気温が高く、他の生物が活発な時間帯はエネルギーの消費が大きいため寝ています。ずっと寝ています。まさに寝子ですね。
なので、日中はなるべく静かにそっとしておき、夕方くらいに行動的になったら遊んであげましょう。
時々、人の生活リズムに合わせて行動してくれるようになることもあるので、その辺りは猫の様子を見ながら接していきましょう。

◯縄張り意識が強い

「犬は人につき、猫は家につく」といった言葉があるように、猫の縄張り意識はとても強いです。
どこかに連れ出すと、そこを縄張りと思ってまた外に行きたがる子もいれば、連れ出すだけでストレスという子もいます。だいたいの猫はマイホーム以外はストレスです。
この縄張り意識については、後の旅行などの時の対処法にも影響してくるので覚えておきましょう。

◯きれい好き

自らの毛づくろいはもちろん、トイレやご飯・水受けなどもきれいなものを好みます。
猫は意外と病気などの予防意識が高いので、不衛生な状態が身体に悪いということを知っています。
なので、身体が汚れるようなトイレには入りたがらない、置きっぱなしのご飯を食べたがらないといったことが起きてしまうので、こまめな掃除は必須となります。
置きっぱなしの水をあまり飲まない場合は流れるタイプ(フィルター付)などを試してみると良いと思います。
ちなみに猫の毛づくろい(グルーミング)は一種のルーティンで、落ち着きたい時などに行うこともあるので、観察してみると良いでしょう。

◯高いところ、狭いところが好き

猫は時には獲物を狩るため、時には天敵から身を守るため、周りを見渡せる高いところや襲われにくい狭いところを好みます。
宅配便で段ボールが届くとまっさきにフィットしに来たりも。
とにかく高いところも狭いところも安心するというのが大きな要素となっています。
なので自宅の中で、高いところに滞在スペースを作っておいたり、身体がフィットする箱などを置いておくと、猫も安心して過ごすことができます。

◯爪とぎ

猫の必殺技は猫パンチではありません。爪です。
狩りや移動に必須の爪は伸び続けるため、爪とぎをしないといけません。なんならしないと落ち着きません。
しかし、そこかしこでされても困りますよね。
猫のためにも、家具のためにも、予め爪とぎスペースは用意しておきましょう。

ここまで、猫の特徴について説明してきました。
ここからは実際に猫と生活する上で起きる問題と解決方法について。

猫との生活で起きる問題と解決方法

猫と生活する際、様々な問題が起きてしまいます。
それらを大別するとこの3つです。

  1. 病気やケガ
  2. 観葉植物や香料による体調不良
  3. お留守番

①病気やケガへの対処法

先ほどの特徴の通り、猫種別にかかりやすい病気もあれば、生活習慣病などもあります。
また、誤飲や落下などケガをしてしまうことも。
そんな問題に対処する方法について説明していきます。

◯かかりつけの病院と相談して予防

やはりまずは専門家としっかり相談しておくことが重要です。
また、予めかかりやすい病気などを調べておけば、獣医さんと相談する際にかなりわかりやすくなります。
(理解するための時間が減れば、その分たくさんの情報を聞けます)

以下のことを予め相談しておきましょう。

  • かかりやすい病気とその予防方法
  • どんな症状がでたら病院に行くべきか
  • 病気やケガの簡単な確認方法

◯家の中の清掃・整理整頓

猫は基本的には身体に悪いものは口にしないのですが口に入ってしまうものは誤飲の可能性があります。
玉ねぎのみじん切り後やボタン電池など、口にすると危険なものはたくさんあるので、そういったものが床に落ちていないように家の中は日々掃除しておきましょう。(玉ねぎなど、野菜の中には猫にとって毒なものがたくさんあります)
特に小物入れは必須ですね。

また、高いところにあるものは落としてしまう可能性があります。固定しておくか、そもそも置かないなど対処しておきましょう。

②観葉植物や香料による体調不良

家のなかをよりよくするため、観葉植物やアロマなどを置いたりしますよね。しかし、
知らず知らずのうちに多発してしまっているのが観葉植物や香料による猫の体調不良
香料は花や柑橘系が多いですが、猫にとっては身体によくない成分だったりします。

◯猫にとって毒性のある植物を調べておく

バラ科やユリ科、サトイモ科、柑橘類などたくさんあります。
観葉植物に限らず、香料として含まれているものも対象になります。
ラベンダー を置いてたらみるみる衰弱してしまったといったケースも報告されています。

予め大丈夫な植物などを調べておき、危険なものが含まれていないか十分に確認して購入するようにしましょう。

猫にとって危険な植物、安全な植物

柔軟剤やアロマが起こす危険性

③お留守番

キャンプや旅行などでは猫を連れて行くのはかなり難易度が高いです。
というか猫は基本的には連れて行かれることを望んでません。
なのでお留守番という形が多いか、旅行などを諦めてしまうことも。

そんな時の対処法がこちら

  • ご飯やトイレ掃除を自動化
  • ペットホテルの利用
  • 実家であずかってもらう

◯ご飯やトイレ掃除を自動化

最近のペット家電はすごいです。
カメラ付きマイク付きで、設定時間に決まった量を出す家電やトイレを自動で掃除してくれる家電など。
自動化することによって猫ちゃんの生活はより快適になります。
ただし、寂しさは変わらないので帰ったら嫌がらない程度にたっぷり愛情を注いであげましょう。

ちなみに私たちは自動でご飯を出す機械を導入しています。
これはまさに先ほどの説明のとおりですが、全自動です。Wi-Fi経由でいろんなことができます。

ペットカメラが付いているので様子が見れて声もかけられるので安心できました。

ちなみに機械の種類によってはWi-Fiが変わってしまうと設定も変わってしまうことがあります。
私たちは元々ポケットWi-Fiを使っていたため一緒に預けたりすることで設定等変えずに使用しています。
(引越しの時もそのままネットを継続できるので意外と便利でした)


◯ペットホテルの利用

これも最近はエアコン付き個室や外の景色が見れる、カメラで様子が見れるなど、様々なサービスが充実してきています。
猫は家から離れてしまうので少し不安(ストレス)になるかもしれませんが、家で適当にご飯山盛りにして放置していくより断然に良いです。
なんなら家より快適です。

トイレや生活用品など、普段使っていて匂いがついているものを一緒に持っていくと猫も少しは安心できるはずです。
長期利用なども可能なので、いざという時のために近くでサービスや口コミの良いペットホテルを探しておくと良いでしょう。

◯実家であずかってもらう

迷惑をかけてしまうと思うと、なかなか踏み切れない部分はありますが、猫好き家族にとってはむしろ願ってもない申し出になるでしょう。
私たちのそれぞれ実家は動物大好きなので手厚すぎるくらいの待遇があったりします。

これもペットホテル同様に普段使っているものを持っていくと良いでしょう。
また、ある程度回数を重ねると、猫も別荘感覚でくつろいでいたりします。

ただし、必ず前もってご家族とは相談するようにしましょう。
また、世話の方法などはしっかりと共通認識しておきましょう。

 

以上をざっくりまとめると

  • 猫の特徴(病気、習慣、性格)を勉強して環境を整える。
  • 獣医さんと相談する。
  • 予防や預け先の調査を怠らない。

となります。

一見簡単ですが、猫の寿命は15年前後、それ以上だったりします。
お金もたくさんかかります。
そのあたりのことも、しっかりと考えた上で一緒に暮らしていくかどうか決定しましょう!

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